我楽多日誌

日常のあれやこれや。最近は主に作ったお菓子と読んだ本(主に漫画)。手工芸系も昔は合わせて書いていましたが、別ブログ(https://riko122.blog.fc2.com/)になっています。日常のつっこみは最近はTwitterです。

我が家の人々の番外 伯母編

先週末、母・伯母と山梨に出掛けることになっていたので、とりあえず伯母にうちの最寄り駅まで来てもらいました。
「お父さんに駅まで迎えに行ってもらうからね」と言ったのですが。
駅で父を見た伯母は
「あら、りこが迎えに来てくれたんだわ」
と思ったそうです…。
当人が言い訳するには「だってピンクのTシャツなんか着て若い格好だったから!」と。むしろ私はピンクのTシャツを着ないと思うのですが…。
そういえばこの伯母はその昔うちに来るとき、駅前にあった不二家の前に立つペコちゃんに対して
「あら、りこ!迎えに来てくれたの!?」
と駆け寄った、という人でしたよ…。

さてとにかくうちに来てもらって、母と伯母と私の三人で車に乗り込みました。母は助手席固定なので、伯母にはその後ろに乗ってもらいました。
母を助手席に乗せて、シートベルトをしようとしたら、シートベルトがない。
…後ろに座った伯母が助手席用のシートベルトを一生懸命はめようとしていました。
「伯母ちゃん!それ助手席の!」
「だってシートベルトほかにないわよ」
「ある!」と言って渡しました。
…そういえば以前も同じやりとりをした覚えがある…。いくら後部座席に座る機会があまりないとはいえ…。大体、助手席のシートベルトを後部座席でしても、シートベルトとしての役には立たないんじゃないかなあ。

とにかく助手席用のシートベルトを取り返したので母のシートベルトをしめ、運転席に座って自分のシートベルトもし、出発前に「伯母ちゃんシートベルトできたよね?」と訊いたら…「はまらないのよー!」と。
見れば、真ん中用のシートベルトの受け口に一生懸命入れようとしていました。まあそれは間違えがちですがね。
「すぐ隣にもう一個あるじゃん。片方がダメだったらそっちに入れようよ」
と言って、はめさせました。

それで無事、出発できたのですが。
その日のSAで休んだあとだったか、次の日に出掛ける時だったか。母が「シートベルトちゃんとしたの?りこに怒られるわよ」と伯母に話しかけていました。
「うん、ちゃんとしたわよー」と伯母は言いましたが、後ろを振り向いたら。シートベルトがべろーんと遠くの受け口にはめてある…。要するに運転席の後ろの座席用の受け口に。
そんなびろーんとなっていてシートベルトとしての役に立つのか!?大体何故そこにはめる!?
「だって隣の受け口にはめろって言ったじゃない!」
「もっとすぐ隣にあるでしょう!はめるところ!!」

たかがシートベルト一つで、こんなに注意することがあるとは!さすが母の姉!

そして伯母は、6階から1階の風呂に行こうとしているのに何故か「5」を押すわ。
帰る時にエレベータに乗ろうとしたら、「荷物がいっぱいだから私あとでいくわ、先に行って」と先に送り出されて一階で待っていたら全然来ないわ。
ええ、エレベータの動きを見ていたのですがね。
母と私が1階に降りた後、入れ替わりに乗った人が4階で降りました。
そのあとそのエレベーターが6階に行くのかと思いきや、また1階まで降りて来て、1階から二人乗ってまた4階で降りました。そのあとしばらく4階でエレベーターが止まっていました。
「…おばちゃん、エレベーター呼んでないよねー。私6階まで迎えに行かなくちゃダメかしら…」と母と話していたら、ようやくエレベーターが6階まで行って、伯母が降りてきました。
言い訳して言うには「エレベーターが4階までしか来てくれないんだもの」。…いやいや、それおばちゃんが下行きのボタンを押してなかっただけだろう。
普通、私たちが先に行ったあと、すぐボタン押すものじゃないか??

…これで、エレベーターに慣れていないとかならともかく、伯母もエレベーターのある集合住宅に住んでいるのですがね…。

そのあと母の忘れ物をとりに伯母に行ってもらったら、なかなか帰って来ないのでまたエレベーターで難儀しているのかと思って見に行ったら、鍵を閉めるのに難儀していて(ちょっと、こつがいるのです)「鍵閉まらないの?」と訊いたら、「今閉まった!確認して!」というので確認したら、ばっちり開いていたりとか。

まったく愉快な伯母なのですが、今回の山梨旅行の大ドジ大賞はいつものとおりです。(続く)