我楽多日誌

日常のあれやこれや。最近は主に作ったお菓子と読んだ本(主に漫画)。手工芸系も昔は合わせて書いていましたが、別ブログ(https://riko122.blog.fc2.com/)になっています。日常のつっこみは最近はTwitterです。

北杜市車椅子の旅

母がほとんど自力で歩けなくなってから初めての泊まりがけの旅行に母と姉と三人で出掛けました。7/7,8,9で。

行き先は(以前よく行っていたのにコロナ禍で全然行ってなくて、あそこのあれを食べたい!とかがあったので)北杜市と決めていました。ほぼ買い出しの旅です。

当然、宿はバリアフリーのところを探しました。

で、買い出しの旅とはいえ、車椅子で楽しめるところがないかな、と思って探し当てたのが「清里テラス」です。車椅子で乗れるリフトがあって、標高1900mまで行けるらしいんですよ。

カーナビに「サンメドウズ清里」で入れて向かいました。駐車場は、一般の駐車場を通り越したところに、車椅子マークの看板があり、その案内に従って行くと建物の隣に駐車場があります。…下が砂利で、車椅子にはちと厳しいですが。

駐車場から建物に入るドアはおそらく通用口です。この建物内でリフトのチケットを購入します。あと、清里テラスは飲食物持ち込み禁止ですが、上ではジェラートや飲み物しか売っていません。この建物内の2階レストランのサンドイッチだけは持ち込み可とのことだったので、レストランで三人分のランチを買いました。

で、また通用口から駐車場を通ってリフト乗り場まで。ここはずっと砂利なので車椅子を押すのがちょっと辛かったです。

車椅子で乗れるリフトというのはこんなのです。

車椅子で乗れるリフト

車椅子の人以外は一人までしか乗れないので、姉は後ろのクワッドリフトに一人で乗っています。(下りは、姉が母と乗り、私が一人で乗りました)

リフトからの景色

清里テラスには長椅子だのソファだのがあり、空いたところに自由に座れます。(一部有料の席あり)混んでいる時は15~30分程度で譲る必要がありますが、平日だったので、それなりに人はいましたが、急かされることなく座れました。

長椅子からの景色

長椅子って言わないのかな。足をのばせるようになっているソファです。ちょうど二つ並んで空いたので、その間の隙間に母の車椅子を置いて、三人横並びで景色を楽しみつつお昼を食べました。

何の山が見えているのかはさっぱりわからないので、看板も撮影しておきました。瑞牆山からしいです。晴れていれば右端に富士山が見えたはずなのかな。

山の看板

そしてこの撮影をしている私を姉が撮影したものがこちら。

看板を撮影する私

日差しはありましたが、さすが1900m。さほど暑くなかったです。いい場所でした。

 

ホテルはバリアフリールームをとったので、車椅子でもトイレが便利でした。部屋風呂もまっ平。浴槽は普通のだったので入るのは厳しそうですが、シャワーを使う分には十分ですね。(大浴場までは階段が5段くらいあるので車椅子では行けません)

バリアフリーなバス・トイレ

あ、タオル掛けやタオルは部屋の方にあったんですが我々がここに置きました。邪魔者はほぼない状態で車椅子で使いやすかったですよ。

 

翌金曜日は、道の駅白州で野菜を買い、水を汲みました。

台ケ原の金精軒に行ったら、噂の水信玄餅が今日はまだありますとのことだったので、購入。

賞味期限30分の水信玄餅

あ、そうそう。以前はなかったと思うんですが、駐車場に身障者優先の区画ができていました。一番手前なので有難かったです。ここの駐車場も砂利(しかも坂)なので、先の方に停めちゃうと車椅子押すの大変だったんですよね…。

特に予定はなかったので、そのあとはアナンダさんに寄って羊毛と糸を購入。野辺山のJR最高地点まで足をのばしておやきを買いました(売店は閉まってましたがレストランで聞いたら焼いてくれました)。

 

土曜日、チェックアウト後、ハム日和さんでハムを買い、長坂インターそばの肉のわたなべさんで肉とお惣菜、オギノで乳製品や豆腐製品を買い込んで、高速に乗りました。

(ポータブル冷蔵庫が役立ちました!)

双葉SAでわざわざ下りSAに行ってパンを買い、談合坂SAでトイレ休憩ついでに野菜を買いました。

買い出しもできたし、ホテルの朝ご飯のバイキングは色々あって三人とも堪能できたし、夕飯はホテルの傍のコンビニで買ったものを食べましたが、なかなかいい旅でした。

 

ポータブル冷蔵庫、ホテルでは冷凍庫にしておいて、保冷剤を凍らせておいたんです。なので、帰りは冷蔵庫に肉やハム、乳製品・豆腐製品は保冷剤を入れたクーラーバッグに入れて帰ってきました。

冷凍庫にもなるっていいですねえ。