我楽多日誌

日常のあれやこれや。最近は主に作ったお菓子と読んだ本(主に漫画)。手工芸系も昔は合わせて書いていましたが、別ブログ(https://riko122.blog.fc2.com/)になっています。日常のつっこみは最近はTwitterです。

電車での寝方

今朝、通勤電車の中で、頭の稼動範囲がえらく広い人と遭遇した。立っていて、吊り革につかまって寝ているのだが、頭が、吊り革の位置から予想される定位置から、前に20センチ、後ろに50センチ、右にも20センチ位、ぐーらぐら動くのである。
実はこの人に遭遇するのは初めてではない。初めの時はこの人の背後の吊り革に捕まって立っていた。後ろから頭を何度かどつかれ、何だろう?と思ったら、この人の頭だったのだ。その時には、以前吊り革にも捕まれない位置で思わず立ち寝をしてしまい、前の人にキツツキのようにごつんごつんと頭を打ちつけたことを思い出し「人のふりみて我がふり反省」してみた。
二度目の時は少し離れたところから見て、「ああ、今日もよく揺れているなー」と思った。顔を覚えているわけではないが、寝方からして間違いなく同じ人だと思う。
今日は左隣にいて、私はあまり影響を受けなかったが、前に座っていた人、右に立っていた人、後ろに立っていた人が不審げに何度もこの人のことを伺っていた。……前よりも激しく動いていたかもしれん。

思わず我がふりを反省してしまった位なのだから、私もよく車内では立ち寝をしている。(座った時は当然寝ている) 寝ている時の意識不明の状態で自らはどういった体勢なのか知っている筈もないので、あまり人のことを言えた義理ではない。キツツキ事件もあるし、起きてみたら頭だけ人と人の間に挟まってたこともあるしな……。
しかしとりあえず頭を動かさない努力はしているのだ。手で手すりや吊り革につかまるほか、なるべくおでこをどこかに押し当てて頭を固定するようにしている。
おでこの押し当て場所としては、壁か手すりがいいが、吊り革しかなかった場合には、吊り革につかまった自分の手におでこを押し当てる。……これをやると手がしびれるが。

そんなわけで。とりあえずこの方も頭を固定してみたらどうかなあ、と思ってみたのだった。