我楽多日誌

日常のあれやこれや。最近は主に作ったお菓子と読んだ本(主に漫画)。手工芸系も昔は合わせて書いていましたが、別ブログ(https://riko122.blog.fc2.com/)になっています。日常のつっこみは最近はTwitterです。

母の『尼僧物語』はどれだ?

昔から何かにつけ母に「オードリーヘップバーンの『尼僧物語』がよかったのよー。でも全然テレビでやってくれないのよー」と聞かされていました。
「知ってる人もあまりいないのよー。でもTさんは知ってて、やっぱり好きだったのよ!話盛り上がっちゃったわ!」とかも言ってました。
「家庭教師に行ったりとかして、ちょっとサウンドオブミュージックに似てるのよね!」「そうそう!」と盛り上がったんだそうです。

さて、数年前、NHK BSで尼僧物語をやってくれました。すかさず録画したのですが、、、録ってあると思うと安心しちゃうというか、ついつい見なかったりしますよね。あと、けっこうそれだけの時間を確保するのがなかなか難しかったり。
多分5年位放置してあったのですが、この度「よし、父もいないし、夏休み取ったし、見よう!」と母と見始めました。

そんなに長い映画ではないというので、19時くらいから見始めました。
私「これどこの国?」
母「覚えてないわ」
私「この辺とか覚えてる?」
母「全然覚えてないわ」

淡々とした映画なので、母と勝手な解釈やら感想やらを述べつつ。
母「あら、この人いい人そう。きっとこの人が家庭教師に行かせてくれるんだわ!」
とか母も途中までは言っていましたが。

私「コンゴ来ちゃいましたけど。この後家庭教師に行くの?」
母「行きそうにないわねえ」
になり。
しまいには
「これ、本当に尼僧物語?」
とか言い出す始末。
いや、タイトルで『尼僧物語』(The Nun's Story)って出たしさ。どっからどう見ても尼僧の物語だぞ?

母「えー!?思ってたのと違う!」
私「あのー、実はサウンドオブミュージックと勘違いしてない?」
母「そんなことないわよ!オードリーだったし!それにTさんと話が合ったもの!ああ、Tさんと話したい!」

残念ながらTさんは10数年前にお亡くなりになっているのでできない相談です。

母はものすごく楽しみにしていたようなので、非常に残念がっていますが、
しかし子どものころから「すっごくいいのよ!」と教えられた私も非常に残念ですよ!

そして、時間も母が思ってたより長かったので、途中で一旦止めました。現在あと50分ほど残っている状態です。

しかし、母が言う「オードリーヘップバーンが出ていた、尼僧さんが家庭教師に行く映画」とはなんなのでしょうねえ…。
(ちなみにサウンドオブミュージックの映画は私もテレビで見たことがあります。そして母はこれもとても好きです。特に最後の修道女さんたちがお気に入りです)

で、本物の尼僧物語の残り50分、我々は見るのでしょうか…?