そもそもこの人の作品は『旬<イマドキ>』が大変に気に入ってコミックスを買い始めた。何だか「センスいいなあ」という感じの漫画だ。
『罪と罰』は『旬』より多少コメディ色が強いかな?でもやっぱりほんのりいい話だ。
雑誌を読んでいるので、描き下ろし以外は知っている話だろう……と思ったが。おお!お父さんの話は知らない!! そういえばハックルベリーの最終号は買い損なったのだったなあ(どこの本屋でも見つけられなかった……)。
というわけで、コミックスに知らない話が入っていてちょっと得した気持ちになった。
それも、これまで現れていなかったお父さんの登場である。楽しみに読み始めて……びっくりした。
お父さんたら格好いいじゃん!?
いやー、そりゃあ似ているハジメ兄さんが昔は格好よかったっていうんだから、格好よくてしかるべしなのかもしれないが……何となく、じいちゃんとハジメさんの間位の人を想像していたのだなあ。
しかも、ちゃんと大学の講師という職もあったのか……。もっとギャンブルだけの人かと……。
というわけで、見直すことの多かったこの巻だった。
みのりちゃんも可愛くて好きだ。太郎くんと仲良くなれてよかったな!