例年１月にどこかに行くのですが、今年は12月中に使うことにしました。
さてどこに行こうか考える段で、「あそこは車の方がいいし、あそこは春行きたいし……」となって、結局再度水戸線の旅をすることになりました。
まあ、一人は前回の水戸線の旅には参加していないので、いいでしょう。
今回は、小山→結城→笠間→友部の順で回ることにしました。前回と逆周りにして、結城観光をメインにする心積もりです。
23日、東京駅を8:01出発、小山乗換えで結城9:42着。
まず駅前の観光物産センターで地図をもらおうとしていたら、そこの説明員のおじさんが結城の歴史を語ってくれました。
……知りませんでした、結城が下総国だったとは。いや千葉のイメージが強いじゃないですか。そして結城は千葉からけっこう距離がある気が……。
それからてくてくと歩くと、蔵作りのおうちがいくつかあります。事前に聞いていたとおり、震災で崩れたところがあり、ところどころ青いシートがかかったままでした。
む、この写真だとビニールシートが見えません。さて、それから郷土館へ。シーズンじゃないのか早過ぎたのか、地機の音はしませんでした。
でも、結城だから絹なのに羊がお土産物としていて。思わず購入。毛の部分が絹糸ですね。
まあなんていうか羊らしくはないのですが、可愛いのでよし。
更に歩くと、真盛堂がありました。事前にネットで調べていた時に見たお店でしたので、立ち寄って、ゆでまんじゅうを買いました。あとあげてあるおまんじゅうを試食でいただいたら美味しかったのでそれも買いました。
それから、つむぎの館へ。……実は今回こそは織り体験をしようかという話も出ていたのですが。
実際行くと「……いいか、やらなくて」ということになり、今回も体験はせず。
（というか、友人に「高機やってみたかったらうちでやれば」と言いました……）
陳列館で反物はたっぷり見せていただきました。反物じゃないですがここに、字を染め抜いた布があって、その一番最初が「下総」だったので、「ああ、本当に下総……」と呟いたら、係員の方に「千葉と近いですよ。道路があるから、野田まで車で30分くらいで行きますよ」と言われました。
まあ、野田は千葉県といっても出っ張ってますしね。確かに30分くらいで行っちゃうのかも知れません。
それから壱の蔵で……ご飯にしたかったのですが、甘味しかなく（いやトーストはありましたが、これも甘かった）。
そして結城はご飯どころがほとんどありませんでした。
仕方なく駅まで戻る途中、焼きドーナツと書いてあって目を引いたお菓子屋さんに入ってお昼ご飯に焼きドーナツを……買おうとしたら、和菓子も色々あって、思わずまた和菓子を買ってしまいました。
その後、駅近くで定食屋さんは発見したのですが、「もういっか」と、予定より１時間早い電車に乗って笠間に向かいました。
電車の中で話し込んでいたら、うっかり降り損ないそうになりましたが、無事笠間に降り立ち。
駅前の観光案内所で地図をもらって、工芸の丘に行くといったら、バスを勧められましたが、歩くと言ったら、20分くらいかかりますよ！？と驚かれました。……いや20分くらい歩きますよ、普通に。
道中、いくつかの工房とかお店とかに立ち寄りつつ工芸の丘に14:45頃着きました。工芸の丘では15:15からのろくろ体験を予約していました。
実は笠間工芸の丘は23日が年内最終営業日。そして15:15からの部が一日の最後の回です。そして体験者は我々三人だけでした。貸切！ていうか、私達が申し込まなかったら、もっと早くに年末大掃除に入れたのですね……。何だか申し訳なく……。
さて、作ったものはこんな感じ。今回はご飯茶碗と小鉢、あと大物を作りました。
大物に粘土を大量に使ったので、三つで終了。三つとも焼いてもらうことにしました。さてどんな出来上がりになるでしょうか、楽しみです。
こちらは笠間工芸の丘からの風景。ガラス越しなので、色々写っちゃってますが。周囲が山だなーというのが、関東平野ど真ん中育ちの身としては新鮮です。
終わって17時くらいだったので、もう工芸の丘のレストランも営業していません。夕食どころを探して、車通りを歩いて駅に向かったのですが。笠間にもご飯どころがない……。いやお寿司屋さんは一軒ありましたが。
あとはレストランと書いてあっても営業していなかったり。
空きっ腹でまた電車に乗るのか……でも駅の周りをちょっと見てみようよ！と歩いたら。ありました、食堂が。有難う、駅の近くの食堂。
で、あとは友部で常磐線に乗り換えて帰路に着きました。
そんなこんなで歩き回ったこの日。活動量計は19507歩を示しました。なかなかです。
