我楽多日誌

日常のあれやこれや。最近は主に作ったお菓子と読んだ本(主に漫画)。手工芸系も昔は合わせて書いていましたが、別ブログ(https://riko122.blog.fc2.com/)になっています。日常のつっこみは最近はTwitterです。

『京&一平シリーズ 文庫版 09 霧迷宮・匣迷宮』神谷悠著

「迷宮・眠れない犬」で知り合った冬樹くんの縁で、以降、霧な話が2編。
冬樹くんに勉強を教える姿を見てようやく「ああ、小太郎!」と気が付いたんですが。
記憶喪失で帰ってこれないなんて全然思ってなかったので、小太郎を見直しました(笑)。何か事件があって、それで小太郎は帰ってこられず、その事件のせいでアキラくんは結城のことをちっとも覚えてないのでは、とか思ってました。だって元々知り合いであるってことを結城もまどかさんも語ろうとしてなかったし。ですが「幼稚園児の記憶なんてそんなもん」で片付けられてしまった……。
ところで小太郎ですが、自転車で生徒を探していたのに……随分と遠出をしていたんですね?なんか不自然……。
あと、警察に届けもしていないような状態で、ハジメくんとしての戸籍がとれるものなんでしょうか。ちゃんと結婚できているのでしょうか。もしちゃんと結婚してないとしたら、冬樹くんを引き取るのは難しいんじゃないかな……。
「迷宮・怒る男」。気になるのはあの状況で被害者が加害者に気がついていたのかということですね。あと、数字が見えなかったからってああいう風にDMを残すかなあ。1と4の場所くらいわかると思うけど。
「迷宮・硝子の匣」。一平くんが自分は京の親友じゃないのかーと思い悩み、嫉妬したりする話ですが。まあ、「親友」という言葉は難しいと思います。片思いじゃ親友とは言えない気がするし、そうは言っても告白して両思いであることがわかるとかそういうもんでもないし。
さてそうして今度は「迷宮・宇宙ガ呼ンデイル」ではその「親友」という言葉に京ちゃんが恥ずかしがってるわけですね(笑)。だがしかしこの話で気になるのは「……赤ちゃんがいなかったら離れてもいいということか?」だったりします(^^;。そしてこの話といえば九慈さん初登場ですね!
「天使のkiss!」。園児のアキラくんと結城のラブラブ話(笑)。昔一緒にいたことが判明したので、バリバリ描けるって感じでしょうか。それにしても本当にらぶらぶだったんですねー。一体何がどうして結城君は引っ越して、またその後アキラと会ったりしてなかったのか。疑問です。あんな調子なら遠くに引っ越してもしょっちゅうアキラに会いにきそうなのに。