我楽多日誌

日常のあれやこれや。最近は主に作ったお菓子と読んだ本(主に漫画)。手工芸系も昔は合わせて書いていましたが、別ブログ(https://riko122.blog.fc2.com/)になっています。日常のつっこみは最近はTwitterです。

『大奥 第二巻』よしながふみ著

二巻は(というか二巻からは?)女子が主の世になっても、公の場では男子のふりをする理由の話なんでしょうか。
まずは春日局がどうして男女逆転大奥を作ったか。今のところ、家光が死んだ→死を隠してその娘を家光の影武者とする→いるのは娘だから大奥に女は要らない→上様が気に入るような男を入れる、ついでに、兵隊を集める。……てなところでしょうか。
上様はすごいわがまま娘なのかと思えば可愛いところもあり。ていうか可哀想ですよね。そもそもお母さんはあの時に殺されてしまったんでしょうか。だとすると殺したのは春日なのに、それでも春日位しか頼る相手がいないというのが、非常に可哀想。でもってお母さんと暮らしていた時はそんなにわがままじゃなかった気がします。とするとワガママに育てたのも春日局
ところで玉栄は賢い子なんですね。悪賢いというべきか。しかし気がついている辺り、有巧の方が一枚上?
それと気になるのは神原さんち。今後話に関係あるのでしょうか。それとも本百姓さん家でも女の人が働きに出始めたよとただそういう世間一般の流れをあらわすだけなんでしょうか。ただそれだけというには……さとちゃんがすごい美人だなあと……。格好いいし……。