20巻ですか。すごいなあ。どこまで行くのか、この漫画は……。
さて、この巻はポトガラヒーから始まる一連の騒動と、それに付随する坂本龍馬の登場、なわけですが。
うーん、セイちゃんたら今回も「誰にも内緒にしますなんてこのボケ山ヌケ衛門にできるわけない」と、沖田さんに対しさんざんな評価だけれども、しかしセイちゃんが女性だということは、立派に誰にも内緒にしていると思うのだが……(^^;。ちと矛盾しませんかい。
まあ、沖田さんもね、ボケだったりヌケだったりするのに、場合によっては鋭いし(波裏屋とかねえ)、ちゃんと一芝居うてたりもするんですよね。……(これを言ってはおしまいな気もしますが)話の都合次第で。
セイちゃんの芝居は……まあ、普段から男だという芝居をうってるよーなもんですが。しかし今回は行き倒れる芝居をするつもりが本当に行き倒れてしまいましたな。それにしてもセイちゃんのおうまはいつもこんなに大変なのかなあ。そうでもなさそうだった気がするのですが……。徹夜明けだったから余計、ってことなのかなあ。芝居のために本当に飲まず喰わずだったのかもしれないし。
そして今回の大笑いは、セイちゃんじゃない誰だって自分のせいで女装して密偵なんてことになったら心安らかではいられない、のところの絵……。
しかし疑惑の種かあ。斉藤さんの疑惑と土方さんの疑惑ねえ……。まあ、不安というか……読む側としては楽しみだったり……。