我楽多日誌

日常のあれやこれや。最近は主に作ったお菓子と読んだ本(主に漫画)。手工芸系も昔は合わせて書いていましたが、別ブログ(https://riko122.blog.fc2.com/)になっています。日常のつっこみは最近はTwitterです。

『デルフィニア戦記外伝 大鷲の誓い』茅田砂胡著

待ってました、デルフィニア。外伝というので、その後の話の短編集かと思ったのですが、まあその後の話もいくらかあったとはいえ、基本的に過去の話でした。ですが面白かったです。
ナシアスがいなかったら今のバルロはいなかったんだろうなあ……と感心し、しかしナシアスってすごい人だったのねー、と思い、ナシアスとバルロが戦うシーンでは「これって……」と思って、思わずデルフィニア戦記の3〜4をパラパラ読み返してしまったりしました。
そして「ああカリンさんたら格好いい〜」と4巻を読む度に思うことをまた思い返し、1〜2もまたパラパラと読み返した結果。……ナシアスは最初からちゃんとすごい人だったことがわかりました(笑)。
どうもあの顔と物腰……というか、あの色事にからっきしな辺りで、騙されていたようですね(苦笑)。デルフィニア戦記の後ろの方では、戦よりそっちの方が印象強いもんなあ。しかし無事幸せな家庭を築けそうで何よりです。
バルロに14の息子が出てきたこともびっくりですが、それに対するロザモンドの応対がまた見事でしたね(笑)。なんか、なるべき人達がちゃんと結ばれているよなあと嬉しくなります。
そしてヒキが気になります。王様はリィとまた会うことがあるのかなあ。リィがデルフィニアに再来することはなさそうな感じなのですが、すると王様が向こうに……?……それはちょっと……。うーん……。でもまあ本当はリィは女の子だったはずだ、というのも気になっているのですよねえ……。