本日金曜日はうちの職場はカジュアルデー。
というわけでジーンズに革ジャンという出で立ちで出社した。
たまたま席について革ジャンをよいしょと脱いだ時に、上司が通りがかった。
「ず、随分、ワイルドで格好いい革ジャンだねえ」と言われた。
……噛むほどのことなのだろうか……(苦笑)。
それはともかくとして、そういえば、私にとって唯一ファッションにこだわったといえばこの革ジャンかもしれない。
思い起こせば、学生の頃。だから相当大昔。
通りすがりにめちゃくちゃ気に入って、店の前をうろうろした挙句、当時としては清水の舞台から飛び降りるようなつもりで購入したものだ。
や、当時、服としては私にとってそれまでで一番高い買い物だった。たまたまバイト三昧していて懐が暖かかったから買えたのだなあ。まあ、何しろすごい気に入ったのだ。何でだろう。後にも先にも通りすがりにそんなに気に入った服はないような気がする。
ところでかなり重い革ジャンで、購入した折、腕にぶら下げて自転車に乗り、40分ほどかけて帰ったら腕を痛めた記憶がある。それだけあって分厚いので、学生時代、大学の教授に「鎧」と言われたこともあった。
さすが鎧と言われるだけあって、これを着ている時にミニバイクでこけても、上半身は無傷だったこともあった。
えー、購入してから、もう……何年着ているだろうか。それを考えると実はけっこう安い買い物だったかもしれないな。まあ、毎年クリーニングに特殊料金がかかるという難点はあるが。