我楽多日誌

日常のあれやこれや。最近は主に作ったお菓子と読んだ本(主に漫画)。手工芸系も昔は合わせて書いていましたが、別ブログ(https://riko122.blog.fc2.com/)になっています。日常のつっこみは最近はTwitterです。

『大奥 第一巻』よしながふみ著

よしながさんのコミックスは大抵人んちで読むので、実は初購入。
これも人んちで読もうかと思ったのですが、「雑誌で読んでるからもうしばらく買わない」と言われてしまったので……辛抱たまらず買ってしまいました。

で、雑誌で第二話目は(人んちで)読んでました。その折、「信」という名からして、水野がたまに口に出す「お信」とは吉宗のことかと大勘違いをしたので、話の印象が大分違ったものでした……。いや、割とすぐに「それは違うよ」と教えてもらったんですけどね。

それはそれとして。やはり吉宗公は勿論格好よいのですが、私的には久通さんが格好いいなあと思います。事に動じず「喰えない」人である辺りが。いいなあ。
あと柏木さんは、なんかあれで出てこなくなるには惜しい人ですね。出てくるかなー。「負けた」とか言えちゃう辺りがいいですよ。
それから杉下さんがちょいといい目を見れて嬉しいです。

さて、男女逆転劇なわけですが。昔は男子がメインだったけど男子が少なくなったから立場が逆転したんですよ、ということは、皆が知ってることなのかと思いきや、知らないみたいですね。上様、昔から女子がメインだったと思ってるようだし。
だったら何故、剣術は男子がやるのかとか疑問が残ると思うんだけどなあ。
その辺の謎は、次巻以降、大奥の日記を読めばわかるのでしょうか。

それと疑問と言えば、病の大本であると考えられる定吉の死がやたら細かく描かれていたことです。だって「奇病により男子ばかりが死んだ」って説明だけでも通ると思うのですよ。
定吉があのように死んだと言うことが何か今後の展開に関係あるのでしょうか。

まー『西洋骨董洋菓子店』の時とかも最初の方にかかれていたことが、(忘れた頃に)ちゃんと伏線として生きてきたりしていたので、関係あるのかもしれませんな。

それにつけても吉宗公。……彼女のやってることは、城内の清掃係とかなんかその辺りの人に、あちらこちらで手をつけてるってことで……、いやあ、女性でよかったね……。(男性がそれやってたら、ご落胤がどうのこうので色々問題が発生しそうな……)