我楽多日誌

日常のあれやこれや。最近は主に作ったお菓子と読んだ本(主に漫画)。手工芸系も昔は合わせて書いていましたが、別ブログ(https://riko122.blog.fc2.com/)になっています。日常のつっこみは最近はTwitterです。

『試験に出るパズル』高田崇史著

ええい、今日はこの際ブログの日。(というわけで過去に遡って九月のブログなんかも書いている今日……) 記録によるとこの本は8/29に購入したが、今日付で書いてしまおう。

この作者の作品は全然読んだことがない。どころか作者の名前すら知らなかった。
が、何かのキャンペーンで本屋で平積みになってる中にこの本を見つけた時、妙に心惹かれた。……試験と無関係になって久しいのに(いや、仕事関係の資格試験とかはないわけでもないが……)何故こういったタイトルに心惹かれるのか。
それはともかく、手にとって見ると文体も読みやすく、大変好みに思えた。

確か一応一日二日、購入を控えてみたが結局購入。すぐさま読破。
事件としては勿論かなりおかしかったりするが(このおかしいは「変」という意味で)、キャラクターがいいですね。
とりわけ、ワトソン役にあたるのであろう、ぴいくんが私のお気に入り。
作中で物知らずな扱いを受けていたりするが、実は十分に賢いと思う。で、実は千波くんよりも真実を掴んでたりするのに、それを千波君(や慎之介)に言わず、こっそり警察に伝えたりすることもある。お兄ちゃんだなあ。ワトソンにしてはすごいよなあ。

そして作中のパズルとかより、一番気になってならないのは、ぴいくんの本名だ。
通信簿によると、ぴいくんの本名を当てた人もいるという。
ではわかるような情報があるのだよなあ……。
「苗字とつなげると愉快な名前」だということは予想がつくが……。
あとは「あだ名がぴいくんになるかもしれない名前」、妹が「チョコちゃん」というあだ名なのも何か情報になるのだろうか……。

そういえばチョコちゃんについてぴいくんが語る時、フロル・ベリチェリ・フロルやらマリーベルが出てきますが、少女漫画も守備範囲なのですね、ぴいくん。